イタリアのクリスマスケーキ
イタリアのクリスマスケーキ
イタリアのクリスマスケーキは、パネットーネといわれるものです。
パネットーネ(panettone)は、イタリアの伝統的な菓子パンのひとつで、
イタリアミラノの銘菓であり、クリスマスケーキとして、
あるいはイースターに食べられます。
パネットーネ種の酵母を用いてゆっくり発酵させたブリオッシュ生地の中に、
レーズン、プラム、オレンジピールその他のドライフルーツを刻んだものを
混ぜ込んで焼き上げた、甘く柔らかなドーム型の菓子パンのことです。
パネットーネというネーミングの由来ですが、
パネットーネとは「大きなパン」という意味です。
他にも、アントーニオという職人が焼いたパンだからという説もあります。
トーニのパンという意味のパーネディトーニ(pane di toni)が
訛ったとされています。
(トーニはアントーニオの愛称)
賞味期限は長く、大体6ヶ月位あり、クリスマスのみならず、
冬の季節を通して食べられています。
ちなみにドライフルーツが入らないものは、パンドーロ(pandoro)と呼ばれますが、
こちらはヴェローナの銘菓です。