トナカイと人
トナカイと人間の関わりについて
トナカイまたはヘラジカと考えられる動物が、古代ローマのユリウス・カエサルが
ガリアに遠征したときに著した『ガリア戦記』に、記述されています。
トナカイは、スカンジナビア半島やシベリアなどユーラシア大陸北部では、
古くから家畜とされ、人の生活に大きく関わってきました。
乳用、食肉用、毛皮用に加え、橇(そり)を引く使役や荷役にも利用されています。
トナカイがサンタクロースの橇(ソリ)をひくことは、よく知られていますが、
このトナカイは12月に角を生やしていることから、テレビ番組「どうぶつ奇想天外」にて、
メスではないかという説が挙げられています。